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むかぁ~し昔の事じゃったぁー… ⑥

 ニコニコと人当たり良く話しかけてくる翠の髪の子に相槌すら返さず、自身の手に当たり前に乗せられた焼き菓子を睨みつける様に見つめる銀色の髪の子。
 睨むように見つめたまま微動だにしない姿に疑問を感じ、話しかけるのを止めその顔を覗き込む。
 「もしかして…嫌いだった?その手のモノ。」
 嫌いな物を押し付けたかと気遣うように声を掛けるが、相手は焼き菓子に向けていた視線を僅かに動かすのみ。
 その視線が、今度は自分の衣類へと向いていると察し当惑する。
 「???」
 衣服が汚れていたか?まさか合わせが逆だったか?季節外れの生地?色遣いが変?等々…凝視される理由に覚えがない為、疑問が脳裏を駆け巡る。
 翠の髪の子が焦って様々に可能性を考えていると、銀色の髪の子の口が僅かに開く。
 「え?話してくれるの?」
 今迄ただの一度も声を聞いた事のない銀色の髪の子が、ここで初めて声を掛けてくる?翠の髪の子は、期待と興奮と(肩透かしを食らうかもという)少しの不安で胸を高鳴らせながら、初めての一声に向け全神経を耳へと集中させる。
 ―― と…。
 「下賤の…。」
 銀色の髪の子は視線を掌の焼き菓子へと戻しながら一言、零す様に零れる様に呟く。

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