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受け入れ側も大変なんです ①

 さて、全く不本意ながら『後見役』を 押し付け 仰せつけられたイツキとオミ。
 ガリガリに痩せた少年を近々家庭に招き、『標準的な』家庭生活を経験させよとのお達しを受ける。
 何んとな~く一緒に行動するようになり、それなりに理由があった上で一緒に生活をしているとはいえ、一般的な『家庭生活』とはなんぞ?状態で具体的な在り様はサッパリ思いつかない二人。
 「あの子の通っている『学校』から、なんか具体的な指示きた?」
 生活 = 食べる・遊ぶ・寝る(なんなら『イツキに駄々捏ねる』も追加するよ)のオミが投げ槍に尋ねる。
 「常識とされている挨拶・行儀は教えた…らしい。」
 生活 = 食べさせる・遊ばせる・寝かせる(アレ?)のイツキが応えると
 「挨拶って…わざわざ毎日毎回、何らかの形で必要なシチュエーションを整えてたって事?じゃないと覚えるなんて無理だよねぇ?」
 「やってたんだろうねぇ。あの子なんて特に、母国語での読み書きすら怪しいんだから。言葉で説明したって理解不能な事がそれなりにあんだろ。」
 「読み書き?」
 何やら記憶が刺激されたらしく眉間に皺を寄せ考え込むオミ。
 「どっかの誰かさんの国でも『一応』『文字らしきもの』はあったみたいだけどぉー。」
 「しょーがないでしょー。オミは『教育対象外の男』に生まれちゃったんだから!」
 「学ぶ気ってあったか?」
 オミが開き直ったので雰囲気を変え、以前より疑問であった点を大真面目に尋ねる。
 「全くない。『知っちゃいけない事』って勝手に思ってたぐらいに『無い』。むしろ学ばなくて済んでラッキーって位に『無い』。」
 正々堂々胸を張ってドきっぱり答える。
 「お前が知っていれば…歴史の謎のアレコレが…少しは…っ!」
 悔しがるイツキに
 「無理だよー。オミがパパ・アンディーに保護されたのって10歳位の頃だよ?学んでたって入り口をチョッピリだよ。大体それなら、当時既に大人だったパパ・アンディーやママ・レティシアはどーすんのさ?あの人達が学んでいたっていいでしょうに。」
 「『他国モン』じゃん、パパ達。『留学生』なんてモンを受け入れていたか?お前ンとこの国。」
 「知ーらなーい。子供だったからわかんなーい。」
 「知る気も無かったんだろ?」
 「『女』の仕事だしー。迂闊に興味を示したらナニされたか分かんないしー。」
 胡乱な返事が返ってきたところで、流石にイツキも諸事情を聞き知っている立場上深入りを避けようと話しを変える。
 「で、話しを戻して『一般的な家庭生活』なんだが…。ナニのどんな事を指していると思う?」
 「『今現在標準とされている国の更に標準とされる家庭での標準的な家庭生活』なワケだよね?」
 「そう。」
 オミの問いにイツキが簡潔に応える。が…。
 ―― 知るかっ! ――
 やもめ男二人(プラス猫1匹)暮らしだもんねぇ。

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