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同時進行 ㉛

 国の外れにある打ち捨てられた様子の小屋の周辺で、痩せ細った男女の集団が一層心細げな表情をし翠色の髪をした男性を見つめる。
 怯えたような表情の人々に見つめられ、イツキは苦笑しながらも穏やかな雰囲気を崩さずに再び口を開く。
 「あなた方は犠牲者だ。ですからあなた方が罪に問われることはありません。とは言え、今後新たな犠牲を出さずに済むように協力をして頂きます。いつ・何処で・どんな人に・どの様な切っ掛けで・どの様な話しを聞いたのか。教えて頂ければ先々の予防に役立てられるんです。」
 イツキの話しを聞いても、既に一度騙されているだけに疑心暗鬼にかられてしまい、怪訝そうな雰囲気が痩せ細った人達の間に漂う。
 イツキはその様子に気付きながらも、一切めげずに話しを続ける。置かれた状況を考えれば疑り深い態度になるのは致し方ないと、予め覚悟をしていたらしく穏やかな様子を崩したりはしない。
 「超能力者絡みで騙されたようなものですから、自分に対し警戒してしまうのは仕様の無い事と思います。そこで提案なんですが、どうでしょう、住んでらした地域で安全確保の為に動いていた超能力者を教えて頂き、その者にこうなった経緯を話して頂くというのは。見知らぬ超能力者の自分では、ある意味信じられなくても当たり前ですが、見慣れていて気心の知れた超能力者でしたら少しはマシでしょう?」
 「嫌だと言ったら…どうする?」
 壮年に見える男性が勇気を鼓舞し、代表として尋ねると
 「そうですねぇ…失礼ながら直接頭の中を覗きますかね。我々としては第二第三の痴れ者の登場は避けたいので、手口は是非とも知っておかないとならないんです。覗いていいですか?」
 イツキが穏やかな雰囲気を変えずに答えると、『頭の中を覗く』と言う訳のわからない行為に男女の集団は一層怯えたらしく、皆お互い顔を見合わせ相談をし始める。


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