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後始末 ②

 その後も、アチラを眺めればキャッキャしコチラを見てもキャッキャする少年やその家族を連れ、中央部の区画の端へと降り立つ一行。
 ガリガリに痩せた少年やその両親は、降り立つ前に目的の区画を指し示されて目と口を丸くしたが、降り立った後もあ~~んぐりと口を開けたまま、惚けた様な表情をし辺りを見回している。
 「有る所には有るんだねぇ…父さん。」
 家族三人揃って思わずボーーーっと、薄いカーテンか幕が張られたかの様に上から流れ落ちてくる水を眺めている。
 先へと歩を進めかけたイツキは、家族が揃って見惚れている事に気付き、微苦笑を浮かべながら声を掛ける。尤も、相手に自分の言葉が通じるとは思わないが、声を掛けられたとは認識できるであろうと考えての事である。
 家族の方は、聞き覚えのある声が耳に届いた事で我に返り、慌てた様子で二人の後を追うが、少し移動すると今度は別の、勢いよく噴き出し途中まで放物線を描きながら落下していく水を目にし、立ち止まって見入ってしまう。
 イツキは、そんな家族の気持ちも分からなくもないので、致し方ないと苦笑しながらも立ち止まり、逸れたりしない様注意を払うが、父親を嫌っているオミは、むしろ意識的に置いて行こうとしているのでは?と疑われても仕方のない様な歩きっぷりを見せる。
 「おい…っ、オミー。少しくらい待ってやれよ。」
 そうイツキに声を掛けられた為、オミはムスッとしながらも足を止める。
 「お前が父親を気に入ってないのは分かるけど、あの国からココに来たら『あぁなるのも仕方ない事』だって分かるだろ?少しは合わせてやれって。」
 長~~い付き合いのイツキに、そのように取り為されてしまったら仕方ないと、オミも渋々と同意し、イライラを顔に出さない様に必死になって務める。

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