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後始末 ③

 ガリガリに痩せた少年とその家族は興奮冷めやらぬ状態とは言え、一旦健康診断へ。
 移動当日は簡単な検査を受け、後日の正規検査を待ち食事療法『他』を検討することとなった。
 何しろ彼の国では「栄養バランスがー」等言っていられないほどの食糧事情の上、飲用水の確保にすら困る状態だったので、読み書き計算ってナニ?草や木や花に名前なんてあるの?サカナ?なにそれ?年齢って何の事?な程に知識量に不安を抱える状態で生きていたと判明したからである。
 知識量に不安があるのは少年だけでなく、その両親も言うに及ばず…状態であると(半ば予期していたとはいえ)判明したので、健康状態をある程度整えて以降、真っ当に暮らしていける様、家族全員に対しカリキュラムを組むと決定された。又、現地に派遣された超能力者が居て、通訳可能な者もいるので、彼の国の状態を大雑把ではあるが把握出来ていたとはいえ、彼らの姿から市井の人々の現状が察せられるので、『国』に対しなんら行動を起こす事も決定される。
 尤も『国』に対し行動を起こすとは言え、超能力者の総本部側にも今回後ろめたい部分が有るため、誰が、どのように話しを持って行くか、援助はするのかしないのか、するならば何をどの程度行うか、条件は?突っぱねられた場合は?人道支援と言えば高尚であるが内政干渉ではないか?予算は?等々議事が紛糾する。

 「はぁー…頭痛い、肩が凝る。っもぅー、ホントにジジ様達は…。」
 愚痴を零しながらスミレ色の瞳をした女性が部屋へと入ってくる。
 「おつかれー。なんか決まった?」
 イツキが表情に労りの色を表しながら明るく声を掛ける。一緒に居たオミですら同情する様子を苦笑で表す。
 「一応は、ね。」
 溜息と共に吐き出す様に答え、すぐに口調や表情を改める。
 「あの家族の教育カリキュラム、大筋の大筋が決まったわ。貴方たちにも関係あるから、コレ目を通しておいてね。」
 言うと同時に書類をイツキへと、問答無用で手渡す。
 「関係あるって…どういう事さ?」
 イツキとオミが怪訝そうな表情をしつつ書類へ目を通すと…。
 『後見役としてオミ・イツキ両名を任命する』の一文が目に入る。
 二人して顔を上げ、書類を手渡してきた相手 ― ママ・レティシア ― へ同時に尋ねる。
 「「どういう事さ?」」

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