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後始末 ④

 保護された家族三人は、派遣された通訳の指示に従い荷物を預け、中央区画の外れに建つ病院へと収容される。
 多人種混成で成り立っている総本部では、種々雑多な感染症の原因となるウイルスや菌が、健康で、且つ予防接種済みであれば問題無いレベルとは言え存在しているのは確かなので、他の、特に隔離されたような地域出身者であるこの三人は、抗体も免疫もなかったら無防備な状態でそれらウイルスなどに接する事になり、場合によっては生命が脅かされる危険性があるので、本来であれば当国の病院などで各種チェックを受けてからの入国(総本部などは厳密に言えば『国』ではないが)となるのだが、彼の国の病院施設等の管理運営システムが心もとないレベルである為、総本部内の施設にて一時隔離し、健康状態と各種免疫・抗体などのチェックを受け、必要であれば予防接種等を施し罹患する危険性を減らしたのち、三人それぞれの必要に応じて組まれたカリキュラムをこなす生活をする事になる。
 なので、この三人を派遣された通訳へと引き渡したイツキ・オミ両名は、依頼された仕事の完了報告を行った時点でこの件は終了したも同然であるが、何故か後見役として任命されてしまう。
 「ママ?なんで俺達が後見役になってんの?」
 イツキがすごみながら尋ねると
 「乗り掛かった舟?」
 スミレ色の瞳をした女性は柳に風と受け流す。
 「何処がどう乗り掛かってんの?」
 凄んでも無駄と理解したイツキが、普段と同じ態度で尚食い下がるが
 「保護してきたし?」
 あっさりと流される。
 「保護してきたって…そりゃ…別件とは言え『仕事』だし?」
 「貴方たち、子供慣れしてるでしょう?」
 面倒臭そうに言い放たれる。
 「子供慣れって…っ!」
 余りの言い様にオミが口を挟みかけると
 「ホラ、日本の。仲良くしているみたいじゃない。」
 被せる様に返される。
 「え…っ?いや…えー…?」
 イツキとオミが反論しようとするが、言うより早く
 「大丈夫よぉ。子供は子供。皆一緒。同じようなモンよぉ。あの三人なんて可愛いもんよ。ダイジョブだいじょぶ。貴方達なら大丈夫、ちゃぁ~んとやれる。安心なさいな。」
 根拠なく言い切られる。

 (今、どさくさ紛れにトンデモナイ事言わなかったか?)


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