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子育て? ⑰

 オミが倉庫から種を探し出しリビングへと戻ると、図鑑を眺めながらウトウトとしているルーヴの姿が目に入る。
 極度の緊張と、イチゴの採集という肉体労働で心身ともに疲れたところへ、シャワーを浴びてさっぱりし昼食をたっぷり摂り、本を眺めていれば…当然、睡魔に襲われようというもの。少年は特に、栄養状態の宜しくない状況に身を置いていたので、なにかと負担がかかり、それが疲労という形で表れやすい。自然の摂理として、疲労を癒すには寝るのが一番であれば、強力な睡魔に対し、抗うなど無理な相談である。大体、彼の健康維持を考慮すれば、むしろ『寝ろ』と勧めるべきである。なので、いくらオミでもそういった点は経験上十分理解しているので、彼を起こさぬよう気を付けつつ一旦入ったリビングから直ぐに離れ、彼の部屋へ探し出した種を置きに行く。
 暫く後、すっかり寝入ったルーヴを彼の部屋のベッドへと寝かせ、オミとイツキはリビングで相談の態勢に入る。内容は『土作りとは』。
 生来の能力をフル活用するオミにとっては不要で、畑仕事にあまり興味の無いイツキにとっては無用であれば、両人とも必要な具体的知識に欠けている。ただ単に、『畑づくりは土作り』と何度も耳にして聞き知っているだけであれば、二人の持っている『望ましい畑の土』知識は…。
 ・硬いとダメ
 ・痩せていたらダメ
 ・乾き過ぎはダメ
 えー…あー…う・ん、勉強しよう(主にイツキが)。

 翌日、日が昇る前に起きだしたルーヴを連れ近場の畑へと向かうオミ。道すがら昨日の午後、昼寝の後に、イツキの指導の下ルーヴが行ったアレコレを話題として談笑しつつ歩を進める。
 「昨日の絵日記、何書いた?」
 とオミが尋ねると、ルーヴは少々照れくさそうに
 「イチゴの事。イチゴの畑…大キかっタとか。」
 「イチゴを育てようと思ったら、イチゴは作るのちょっと難しいよって言われたとか?」
 ルーヴの答えから、昨日のやり取りで関係のありそうな事柄を記憶から引っ張り出し、すこし悪ふざけをしている表情を見せつつ重ねて尋ねる。
 「代ワリに向日葵を育テルって書いタ。」
 怒られるかな?とオミの表情を伺いながら答えるルーヴ。
 「そういえば、向日葵を図鑑で見た?植物図鑑だったかな。」
 「見たデス。背タカいの。花大キくて。黄色いノ。」
 怒られなかった安堵と、新たに得た知識を披露できるのとで少々興奮気味に答える。


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