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子育て? ⑳

 やる気になると早いのが『子ども』の特性の一つで、ルーヴもご多聞に漏れず…。取り敢えず、とシャベルとつるはしを見比べ、どちらを使うべきか首を傾げる。
 「最初はシャベルで良いと思うよ。」
 オミが声を掛けると、それではと改めてシャベルを手に取る。
 「掘った土はこの辺に積んで置いてね。ある程度溜まったらオミがどかしておくから。」
 自分の傍らを指し示すと、ルーヴが分かったと力強く頷き早速掘り始める。

 ルーヴがあっという間に集中して掘り始めたので、オミは『大掛かりな天地返し』用の砂利や有機ごみを集めに回る。
 暫く後、一通り集めて離れた場所にそれぞれ積み上げ、ルーヴの様子を見てみると既に腰まで掘り進めている。
 「早いねー。頑張ったね。暑いし疲れたでしょ?少し休もう。お茶とオヤツあるよ。」
 と声を掛けルーヴを穴から引き上げる。ルーヴが掘り出した土は、オミが後で脇に移動させると伝え
 「手と…顔も洗おうか、汗だくになってる。いっぱい頑張ったね。」
 と、少々離れた泉へと連れて行く。
 「生水だから飲むとお腹痛くなるかもよ。手を洗って顔も洗って…何なら首回りも洗って、お茶にしよ。」
 オミが声を掛けるが、ルーヴは顔を洗おうと覗き込む形になった際に、水中で泳いでいる小さい魚を見つけ目が釘つけになる。
 「サカナー…。」
 ルーヴが目を真ん丸にして伝えると
 「んー?あぁ、どこからどうやって来たんだか…住み着いてるんだよねぇ。気になる?場所変えようか?」
 オミが苦笑しながら問い掛けると、ルーヴは首を横に振りながら此処で良いと答え、手や顔を洗いながらも泳いでいる魚影を好奇心満々の姿でじっくりと見つめている。
 暫くの間、ルーヴにじっくりと魚の様子を眺めさせ、(オミの性格では掴みにくいであろうはずの)タイミングを見計らって声を掛け、向日葵畑予定エリアへと移動し雑談を交わしながら休憩する。

 一息ついた後、オミがルーヴの掘り出した土を脇へよけ、続けて周りの、広くとった予定地の土をまるで削ぎ取るように、ルーヴの掘った所と同じぐらいの深さとなる様に掘る。掘り出した土を先程と同様に脇へ積み上げる。そしてルーヴへ、先程の場所を更に掘るように促す。手にしたつるはしを不思議そうに見つめるルーヴに、注意すべき点と使い方を伝え、傍らで様子を眺めるオミ。ある程度砕いた所で声を掛け、砕けた土を外へと取り出す。次に杭とハンマーを持たせ、やはり注意点と使い方を教え、頃合いを見計らって、砕けた土を取り出す。
 「オミが思っていたより硬かったねぇ…。ゴメンね。」
 申し訳なさそうにオミは謝罪の声を掛け
 「ここから先は、オミが周りと一緒に掘るね。」
 と続け、ルーヴを安全圏へ移動させる。
 ルーヴが、避難した安全圏からポヘっと眺めると、辺り一帯で自分が3人縦に並んだ位の土が一気に持ち上げられる。持ち上げられた土が、軽く土埃を挙げながら予定地の片側に積み上げられるのを、目を真ん丸にしてみていると、オミがあっけらかんと
 「じゃ、先に進めようか。」
 笑顔で振り返りながら声を掛けてくる。

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