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よろしくネ 14

 公園(というよりもカズキの所)へ通うようになって数日。この日もルーヴは、カズキに付いて回りながら『公園』と『お兄ちゃん』を満喫している。
 カズキはカズキで、自分が今までずっと『末っ子』だったものだから『お兄ちゃん役』が嬉しくて仕方ないらしく、色々と世話を焼いている。
 上に実姉が居て、ご近所に実兄同等の『お兄ちゃん達(お姉ちゃん含む)』が居て、なんのかんのと世話を焼かれ面倒を見られして育ったカズキは、嬉しさも相まってそれはそれは細やかに、嫌な顔一つせずルーヴに説明や注意を与え、褒めちぎり、居合わせた何方かに対し少々の粗相をしたら代わりに謝り又ルーヴへ謝るよう促し、鉄棒や雲梯や登り棒等を思うようにこなせなければ慰め、励まし…とても頼もしく感じるほど丁寧に相手をしている。
 「子ども同士ってスゴイなぁ。」
 イツキが思わず感嘆すると
 「カズキ君って…面倒見良かったんだねぇ。」
 オミが失礼な感想を漏らす。
 二人が、遊びまわっている二人の様子をボーっと眺めていると、離れた場所から声を掛けられる。誰だと思って声のする方へ振り返ると、シンが手を振りながら駆け寄ってくる姿が目に入る。
 「こんちはー。カズキから聞きましたよ、10才位の子供を預かっているって。」
 挨拶もそこそこに話しかけてくるシン。…の声を耳にして、探検していたハズの花壇から、小走りでイソイソと駆け寄ってくるタイガー。シンの靴に前足を軽く載せながらも行儀よくお座りし、顔を思いっ切り上向かせ一声鳴いて挨拶する。
 律儀なタイガーに挨拶を返し、ついでに顎の下や耳の間などを掻いてやる。
 「今、カズキと遊んでるんですか?」
 大丈夫だろうけど…大丈夫かな?呟きながら背を伸ばして、二人の様子を伺い見る。
 「シン君って、もしかして心配性?」
 オミの不意打ち同然の問いに
 「え?いや…そういうんじゃないです。カズキは…その…末っ子同然に育ったから『自分に合わせて貰う』に慣れちゃってるワケで、相手に会わせるって出来るかな?って。少しは出来るだろうけど…数時間とか数日ってなった時に、辛抱できるかなと。」
 流石にイジメたりはしないって、ソコは信用できるんですけどね。しどろもどろになりながら答える。
 「シン君は『お兄ちゃん』だねぇ。」
 イツキが半ば揶揄うように笑いながら言うと
 「え?いや…だって、気に掛かるじゃないですか。ケガさせて無いだろうなとか、危ない遊び方教えて無いだろうなとか…。」
 と、答えるが、心外だと否定する内容がまんま『父兄』。『父兄』だけあって、ケンカに関してはスルーしている。少々の意見の食い違いでの言い争い等『あって当然』『無い方がおかしい』、『殴り合いにならなければOK』という考えのようだが、そういった考え方自体が『父兄であるという証し』になっているとは考えが及ばないらしい。
尤も本人が、実弟やマサトとそれはそれは派手なケンカをご近所に披露し、父親に厳しく叱られていた様なので、スネに傷持つ身であれば、他人に偉そうに言えないからかもしれないが…。


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