04
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
   

最上部にて…

コメントは公開設定となっています。 公開に抵抗のある方・長文となる方はメールをご利用ください。 又、コメント・メール共に必ずお返事できるとは限りません。 予めご了承ください

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

よろしくネ 15

 シンはカズキが無茶をせず、させず遊んでいるのを確認して一安心し、イツキやオミへ態度を変えて声を掛ける。
 「あの…ちょっと相談したいことがありまして…チョッピリ時間いいですか?」
 「ん?まぁ、いいけど…どうしたの?」
 イツキが、チラッとルーヴやカズキの様子を確認してから応じる。
 「モト君の事なんですけどね。」
 シンが真剣な態度で話し始めたので、イツキやオミも本腰を入れて聞くべきと姿勢を改め耳を傾ける。
 「先日…モト君から手紙が届きまして。『昨年度』の高等部入試問題の簡易版が売り出されたので、それを送った礼として手紙が届いたんですけど。」
 「昨年度の入試問題って、『今』一年生で…新入生として高等部に通っている子達が受けた試験の?もう出たの?」
 イツキが確認を取る。
 「えぇ、今『新一年生』として通っている子達が受けた試験で…外部受験者用の問題です。簡易版なんですけどね。出題用紙をそのまま綴った様な造りなんですけど。」
 シンの説明にフンフンと軽く頷き、目で先を促す。
 「で、そのお礼の手紙の内容に少々…。」
 シンが、ここから本題だと一旦切り、イツキ達の様子を見てすぐに話し始める。
 「『夏休みに、受験勉強合宿と称して泊りで遊びに来ないか?』って事が書かれていまして…。」
 微妙な表情をしつつ言い淀むシンに、続ける様に促すイツキ。
 「そんな…良いんでしょうかね?ぅーん、良いって言うか…どうなんでしょう?連絡はそれなり取っているとはいえ、顔を合わせた事なんて殆ど無い相手を…そんな気軽に誘うって。」
 どちらかと言えば、はきはきはっきりタイプの『お兄ちゃん達』の中でも、シンは特にハッキリした性格をしていて、年齢的に言葉を選ぶと言う事に考慮してはいても、語尾を濁すような話し方は滅多にしない。そんな彼が、今回は濁しっぱなしでいる。
 イツキやオミは、話題となっているモトザネの家の内情を、それなりには承知しているが…シンの気兼ねが奈辺にあるか定かではない状態で口を出すワケには行かないと、しらばっくれた態度でシンに先を促す。
 「そこまでコチラを信用するって…なんか不思議で。時期も時期ですし…建前上の理由にはうってつけですけどね。」
 イツキやオミの様子を伺いながら、確認を取る様に話すシン。
 「でも普通は避けるんじゃないでしょうか?大切な進学がかかっている夏休みですよ?雑音とは可能な限り距離を取って、受験に集中させるものでは無いんでしょうか?」
 責める様な口調ではなく、ただ淡々と事実を知りたいと全身で問い掛ける。
 「彼の家の事どれぐらい知ってる?」
 イツキが尋ねると
 「殆ど知りません。とんでもない程の『良いトコ坊っちゃん』位しか。後は…破談になった相手?」
 最後は自虐的に付け足すシン。
 「シン君なら…彼女さんに聞いて知っていると思ったけど…彼の所の規模とか。」
 「規模?」
 「うん『規模』。」
 「さぁ…?イツキさんやオミさんに依頼を出せる位…ですか?」


関連記事
スポンサーサイト
Secret

アクセス数

現在の閲覧者数

カレンダー

03 | 2018/04 | 05
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 - - - - -

プロフィール

カテゴリ

最新記事

カテゴリ別記事一覧

最新コメント

月別アーカイブ

スポンサー様

疲れているときにでも

ジャンプするぺそぎん

QRコード

QR

検索フォーム

メールはコチラから

「届け!この想い!!」 (長文)な方はコチラ↓へ

名前:
メール:
件名:
本文:

RSSリンクの表示

フリーです

リンク

リンクフリーです

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブロとも一覧

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。