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お買い物 9

 シンの頭を注視したままポケラと突っ立っているルーヴに気付いたオミとカズキが、こっちへ来て座りなさいと身振り手振りで指し示し、それを合図としたように同じく気付いたお兄ちゃん達もルーヴへ座るよう促す。
 皆に促されるまま大人しく座ったルーヴへ
 「どうしたの?なんか…不思議な物でも見えた?」
 カズキがUFOでも見つけたか?ぐらいの軽いノリで尋ねる。
 (頭にネコ乗せて、フツーにしている人は『不思議』だと思うけど…。)と思いつつも流石に言わず
 「う…うウん。別ニ…。」
 言葉を濁す。が…視線は、どーーーーーしてもシンの頭へ。
 チラチラと、ルーヴの視線が一か所へ向くのに気づいたカズキが疑問に思い、その視線を辿るようにそちらへと目を向けると…。
 頭にタイガーを載せ、フツーにしているシンの姿が目に入る。
 見慣れてしまったカズキは、何がどうしてそんなにルーヴの気に掛かるのか全く理解できなかったが、一瞬の後、気付いてしまうと堪える間もなく大笑いしだす。
 「うはははははは…っ。そーだよね、不思議だよね。なんか…妙だよねっ。」
 ハヒハヒ息を切らせながらも笑い続け、言葉を続けるカズキ。そのカズキの笑い声に、それまで何を注文するか話し合っていたお兄ちゃん達やお姉ちゃん達が、不思議そうな表情をしながら一斉にルーヴとカズキを振り返る。
 「カズキ?一体、突然…どうしたの?」
 皆の視線がそう尋ねる。
 その場の誰にとっても、既に当たり前の状態であれば気付き様も無く、笑い転げるカズキの様子が、逆に不思議と感じられてしまっても致し方ない事ではある。
 「シンちゃんの頭のタイガーが…っ。世間一般では…どう見えるか…っ、考えたぁ?」
 お腹を抱えて笑いながら、切れ切れに、訴える様に答えるカズキ。
 言われて初めて考える。
 『人の頭に猫がいる』。
 それも、日本人の高校生にしては体格も良く、笑うと懐こい印象を与えるとはいえ、どちらかと言えばキツイ印象を与える造作の顔をしているシンの、短髪の頭の上で、小さい猫が…全力でリラックスしている。
 そして、乗られている方も一向に意に介している様子が無い。
 序でに…その状況に慣れっこになっていて、不思議とも変とも妙とも思わなくなっている自分(達)の姿。
 と来ては…。

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