07
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
   

最上部にて…

コメントは公開設定となっています。 公開に抵抗のある方・長文となる方はメールをご利用ください。 又、コメント・メール共に必ずお返事できるとは限りません。 予めご了承ください

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

お買い物 11

 「あの…イツキさん達は、この後も時間あります?」
 キョウコが、テーブルに突っ伏するカズキをほったらかしで脇へ置き確認を取るように尋ねる。問われたイツキが、目で真意を尋ね返すと
 「折角だから、せめて今日の内にルーヴに初水遊びをって思って…。私達は日がある内に帰れば、取り敢えずは叱られずに済みますし。」
 と、提案してくる。
 「水遊び?それってイコール『初水着』?」
 カズキが立ち直った様にムクリと起き上がり、横から首を突っ込んでくる。
 「ううん。『初水着』は、また今度。初プールなり、初泳ぎなり…日を改めた方が良いでしょ。私は、少しでも水に慣れておいた方が良いんじゃないかって思って。今日なら…『目』が多いから、色々と安心かなとも思うし。」
 目が多いと何がどう安心かは丸っ切り理解不能ではあるが、殊『遊び』となったら否やのあろうはずの無いカズキ。分かっていない点は脇へ置き、うんうんと頷いて賛意を示す。
 イツキはキョウコの提案に耳を傾け、一旦考え
 「願ったり叶ったりな提案なんだけど…。実は今日、ルーヴを母親に会わせようかと思ってて。久し振りだろうし、折角総本部まで来てるし、ね。」
 申し訳なさそうに断る。キョウコも理由が理由なので気にすることなく、むしろイツキが言い難そうに口にしたことを、逆に気にかけて恐縮する。
 「いえいえ、気にしないでください。そちらの都合も考えずに、勝手に考えただけですから。お母さんと合う方が大切ですっ。」
 「そっか。寮に居て…そのままイツキさん達の所に来てたんだっけ。どれ位振りだ?」
 マサトが『遊びはまた今度』『この後はルーヴがお母さんに合うのが最優先』『蒸し返そうとするんじゃないゾ』と匂わせながら、ルーヴに話しを振る。
 「うーン…とぉ。」
 尋ねられて、改めて、指折り数えるかのように考えるルーヴ。
 「にこ…二か月ぶリ。」
 「そりゃ…『久し振り』になるわな。元気にしている所を見せないと。」
 ルーヴの返事を聞いたシンが、ダメ押しの様に遊びを『再否定』する方向で話しに加わる。
 「ンだぁね。ルーヴは随分と細いけど、二か月前に比べたら『お肉』付いたんでしょ?びっくりスんじゃね?お母さん。」
 トシが『遊びダメ⇒了解』とばかりに、更に『ルーヴのお母さん話し』へと話題を振っていく。
 「二か月程度だと…身長の違いは分かり辛いけど、『肉付き』は結構簡単に分かるからなー。」
 「お泊りはダメなの?そこはお母さんへのペナルティ?」
 「お泊り駄目でも、久し振りなんだし…甘えちゃえばいいんじゃね?ルーヴの歳なら、少しぐらい甘えたって罰は当たんないっしょ。」
 お兄ちゃん達やお姉ちゃん達が全員揃って、話題を『ルーヴをお母さんに会わせる』方向へ進める。
 暫く会っていない母親へ、気兼ねなく合わせてやるための気遣いでもあるが、『遊び』に反応を示したカズキへ『諦めなさい、蒸し返すな』と暗に仄めかす為の牽制も兼ねている。



関連記事
スポンサーサイト
Secret

アクセス数

現在の閲覧者数

カレンダー

06 | 2018/07 | 08
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -

プロフィール

カテゴリ

最新記事

カテゴリ別記事一覧

最新コメント

月別アーカイブ

スポンサー様

疲れているときにでも

ジャンプするぺそぎん

QRコード

QR

検索フォーム

メールはコチラから

「届け!この想い!!」 (長文)な方はコチラ↓へ

名前:
メール:
件名:
本文:

RSSリンクの表示

フリーです

リンク

リンクフリーです

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブロとも一覧

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。