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よろしくネ 18

 カズキはシンから、モトザネの実家が広大で迷子になる程だと教えらえ興味を示しながらも、煮え切らない態度を示す。てっきり食いついて来ると思っていたシンは意表を突かれ、不思議そうに尋ねる。
 「あれ?お前、興味無さそうだねぇ?『家の中でリアル迷子』とか『個人の庭でリアル迷子』とか…好きそうだと思ってたけど?」
 「別に好きで迷子になってたワケじゃぁ無いしっ。好奇心と冒険心に比べて…ちょっとだけ記憶力が足りてなかったダケだしっ!」
 あんまり自慢にはならないけれども、気にせず堂々言い放つ。そこへイツキが横から、海あるよー山もあるよー、海の幸も山の幸もウマウマだよー米どころだよー等と口を挟むので、カズキは少々困ったような表情をしつつ
 「モトちゃん家も気にはなるけど…今は、ルーヴの水着が…。」
 イツキの様子から、二の次三の次にしてしまっても良いんだろうかと悩みながら口にする。
 「あぁ、それは…。」
 カズキが気に掛けていたとは考えもしなかったイツキが軽く応じる。
 「やっぱり『総本部』まで行かないと今時期は無いみたいね。買いに行くのに…皆で付き合って貰えるかい?」
 受験生組も気分転換になるんじゃない?と、今この場に居ない者達も気軽に誘う。
 が、それを聞いたカズキが表情を強張らせて
 「あんなハイソな所へ行けと?」
 と、拒否反応を示す。
 「大丈夫、大丈夫。オフィスエリアは確かにチョットお高いかも?だけど、市街地に出ればリーズナブルなお値段の店もあるから。テレビで放送されるのは大抵オフィスエリアのショップだから。」
 気軽な態度で手を軽く上下にひらひらさせながら、安心させる様に説明する。
 「水着だとねー…俺達は店に近寄りたくないんだよね。サイズ合わせたり、デザインを選んだり…是非ともお願いしたい。」
 「水着、なニ?」
 分かっていないルーヴは、キョトンとしながら誰に言うともなく尋ねる。
 「水遊びとかをする時に使う…『濡れても良い恰好』のヤツ。男の子用は、別名『海水パンツ』って言います。」
 要所だけ隠すんだよー、とカズキが説明する。
 「川で遊んでイル人ガしてル…『パンツだけどパンツじゃない』やつ?」
 「そーそー、それそれ。ルーヴ持ってないんだって?イツキさんが買ってくれるって。良かったねー。」
 カズキがコソっと、ハイソなエリアへのお出掛けから逃れようとイツキに丸投げしようとするが
 「カズキ君が選んでくれるって。一緒にお店を見て回るといいよ。」
 あっさり投げ返される。二人とも、別にルーヴの買い物を嫌がっている訳ではないし、勿論押し付け合っているワケでもない。只単に、お互い面白がっているだけだ。
 と、そこへ、今まで全くと言って良いほど会話に参加していなかったオミが唐突に話し出す。
 「あー…明日、雨だ。明け方からかな?降り出して…昼過ぎ迄かな?弱めのがシトシト降るね。」
 「えー…っ。」
 オミの天気予報を疑わないカズキは不満げな声を漏らすが、すぐに気を取り直して
 「じゃぁ、明日はそこの図書館で。宿題する?絵でも描く?ぬり絵とか…図書館なんだし本読むとか?」
 なにしよっか?楽しそうに提案する。

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